韓国への留学やワーキングホリデーを考えた時、最初にぶつかる壁が「家探し」です。日本とは全く異なる契約システムに戸惑う人が多いため、その仕組みを解説します。
高額な保証金(ボジュン金)と家賃(ウォルセ)
韓国で一人暮らしの部屋(ワンルーム)を借りる場合、一般的な契約形態は「월세(ウォルセ / 月家賃)」です。しかし、日本と違うのは「보증금(ポジュンクム / 保証金)」の額です。
ソウル市内でそこそこの部屋を借りようとすると、家賃が月60万ウォンだとしても、保証金として500万ウォン〜1000万ウォン(約55万〜110万円)を最初に預ける必要があります。この保証金は退去時に全額返ってきますが、初期費用として用意するのは大変です。
保証金なしで住める「コシウォン」
そこで留学生の強い味方となるのが「고시원(コシウォン / 考試院)」です。元々は国家試験の勉強をする学生のための簡易宿泊所でしたが、現在は安価な住居として利用されています。
- メリット:保証金がない(または極めて安い)。家賃に光熱費やネット代が含まれている。ご飯やキムチ、インスタントラーメンが無料で食べ放題のところが多い。
- デメリット:部屋が非常に狭い(ベッドと机でいっぱい)。壁が薄く騒音が気になる。トイレ・シャワーが共用の場合がある(部屋にあるタイプは「コシテル」や「ワンルームテル」と呼ばれます)。
契約で使う用語
풀옵션 [プロプション]
(フルオプション。冷蔵庫、洗濯機、エアコン、家具などが最初から備え付けられている部屋のこと。留学生には必須条件です)
관리비 [クァルリビ]
(管理費。家賃とは別に月5万〜10万ウォン程度かかることがあります)
住む場所は生活の基盤。不動産屋(プドんサン)でのやり取りは、専門用語が多くて不安ですよね。
「日当たりはいいですか?」「水圧は強いですか?」
内見で失敗しないためのチェックポイントと会話術を、実践的に学びましょう。
