「字幕なしで韓国ドラマを楽しみたい!」「好きな俳優さんの言葉を直接理解したい!」そんな思いから韓国語の勉強を始めた方も多いのではないでしょうか。
大好きなドラマが最高の教材になるなんて、一石二鳥ですよね!しかし、ただ漠然とドラマを見ているだけでは、なかなかリスニング力は伸びません。
そこで今回は、韓国ドラマを使って効果的にリスニング力をアップさせるための学習ポイントを3つのステップでご紹介します。この方法を実践すれば、少しずつセリフが魔法のように耳に入ってくるようになりますよ!
ステップ1:まずは「韓国語音声+日本語字幕」で楽しむ
最初のステップは、とにかくドラマを楽しむこと!難しく考えず、いつも通り音声は韓国語、字幕は日本語にして、ストーリーに没頭しましょう。
この段階での目的は、「耳を韓国語に慣らす」ことです。
- 「ありがとう」は "コマウォヨ" って言ってるな
- 「ケンチャナ?」って、心配してる時に使うんだな
- 語尾に "〜スムニダ" がつくと丁寧な感じがするな
このように、聞き取れた単語やフレーズと、その時の状況を何となく結びつけていくだけでOKです。まずは韓国語の音のリズムやスピード感に耳を慣らしていくことが大切です。
ステップ2:「韓国語音声+韓国語字幕」で答え合わせ
ストーリーを理解したら、次が本格的な学習パートです。今度は字幕を韓国語に切り替えて、同じシーンをもう一度見てみましょう。
このステップの目的は、「音と文字の一致」です。聞き取れなかった部分が、文字ではこう書かれていたのか!という発見がたくさんあるはずです。
- 聞き取れなかった部分で一時停止する:「あれ、今なんて言ったんだろう?」と思ったら、すかさずポーズ!
- 韓国語字幕を確認する:画面の字幕を見て、実際のセリフを確認します。
- 意味を調べる:知らない単語や表現があれば、辞書や翻訳アプリで意味を調べます。
- 真似して発音してみる(シャドーイング):俳優さんのイントネーションや感情を真似しながら、セリフを声に出して言ってみましょう。これがスピーキング力にも繋がります!
全てのセリフでこれを行う必要はありません。「このフレーズ、かっこいい!」「これ、使えそう!」と思った気になるセリフを1日に1〜2個ピックアップするだけでも、語彙力は格段にアップします。
ステップ3:「字幕なし」で挑戦!
最後は、いよいよ字幕をオフにして、どれだけ聞き取れるようになったか腕試しです。
ステップ2で学習したシーンをもう一度見てみましょう。以前は聞き取れなかったセリフが、クリアに耳に入ってくる感覚に驚くはずです。
もちろん、一度で完璧に聞き取ることは難しいかもしれません。でも、「前より聞き取れる単語が増えた!」という小さな成功体験を積み重ねることが、モチベーションを維持する上で何よりも大切です。
ドラマのセリフの微妙なニュアンスや文化的背景もわかると、
もっとドラマが楽しく、韓国語学習が加速します!
