ひとくちに「韓国ドラマ」と言っても、胸キュン必至のロマンスコメディから、手に汗握るサスペンス、涙なしでは見られないヒューマンドラマまで、本当に多彩なジャンルがあるのが魅力ですよね。
そして、学ぶ韓国語もジャンルによって特徴が異なります。 自分が好きなジャンルのドラマを選べば、興味のある単語やフレーズに何度も出会えるため、学習効率がぐっと上がります。
今回は、主要な3つのジャンル別におすすめ作品の傾向と、必ずと言っていいほど登場する「頻出単語」をご紹介します!
1. 胸キュン!ロマンスコメディ(로맨틱 코미디)
韓国ドラマの王道ジャンル!魅力的な主人公たちのコミカルなやり取りと、ドキドキする恋愛模様が楽しめます。「ロマコメ」と略されることも多いです。
<こんな作品に注目!> 『愛の不時着』、『キム秘書はいったい、なぜ?』、『社内お見合い』など
【ロマコメ頻出単語】
사랑해 [サランヘ]
(愛してる)
クライマックスで必ず聞ける、最もストレートな愛情表現です。
보고 싶어 [ポゴ シポ]
(会いたい)
主人公が相手を想う切ないシーンでよく使われます。
사귀다 [サグィダ]
(付き合う)
「우리 사귀자!(ウリ サグィジャ/私たち、付き合おう!)」は告白の定番セリフです。
2. ハラハラドキドキ!サスペンス・法廷ドラマ(서스펜스・법정 드라마)
巧妙なストーリー展開と緊迫感のあるシーンが魅力のジャンル。事件の真相を追う刑事モノや、法廷で弁護士・検事が対決するリーガルドラマも人気です。
<こんな作品に注目!> 『ヴィンチェンツォ』、『秘密の森』、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など
【サスペンス頻出単語】
범인 [ポミン]
(犯人)
「범인은 이 안에 있어!(ポミヌン イ アネ イッソ/犯人はこの中にいる!)」はお決まりの展開ですね。
증거 [チュンゴ]
(証拠)
「증거 있어?(チュンゴ イッソ?/証拠あるの?)」と問い詰めるシーンで多用されます。
변호사 [ピョノサ] / 검사 [コムサ]
(弁護士 / 検事)
法廷ドラマの主人公の職業として定番です。
3. 心温まる!ヒューマンドラマ・家族(휴먼 드라마・가족)
家族の絆や友情、人生の厳しさと温かさを描き、見終わった後に心がじんわりと温かくなるジャンル。泣ける名作が多いのも特徴です。
<こんな作品に注目!> 『応答せよ』シリーズ、『賢い医師生活』、『私たちのブルース』など
【ヒューマン頻出単語】
가족 [カジョク]
(家族)
韓国ドラマにおいて「家族の絆」は非常に重要なテーマです。
괜찮아 [ケンチャナ]
(大丈夫)
落ち込んでいる相手を励ますとき、「大丈夫だよ」と優しく声をかけるシーンで必ず使われます。
행복 [ヘンボク]
(幸福、幸せ)
「행복해야 돼(ヘンボッケヤ ドェ/幸せにならなきゃダメだよ)」など、相手の幸せを願うセリフで使われます。
あなたの好きなドラマのジャンルは何ですか?
好きな作品を題材に、楽しく会話練習をしてみませんか?
